EDRによる調査費用は弁護士特約を使えるケースがあります

EDRデータを活用した調査費用は結構お金がかかります。これはEDRデータを抽出するための機材が高額であったり、調査できる専門性の高い人材が少なかったりと様々な要因があるのですが、正直個人で利用するにはかなりハードル高い金額が発生します。(当社ではデータの簡易レポート作成1件当たり20万円~となっています)

しかし、弁護士さんを挟んでいただければ調査費用は弁護士特約、通称“弁特”を利用できるケースがあります。

交通事故のトラブルで悩んでいる方、裁判になったときの証拠を集めている方など、ぜひ一度弁護士さんにご相談してみてはいかがでしょうか?

EDRデータは公的機関や保険会社には既に導入が始まっている

まだまだ知名度の低いEDRデータですが、実は警察庁や、保険会社では既に交通事故の調査にEDRの導入を始めています。

例えば、重大な交通事故により、事故の原因を詳しく調査しなくてはならないケースや、保険調停を行う際の過失の割合を決定するためにEDRデータを利用しています。

しかし、現状この機材を使用しているのはあくまで一部の機関だけ。抽出した内容を個人が見る機会はなく、本当に公平性のある判断ができているのかについては疑問が残ります。

EDRデータを自身で保有すれば相手方の言いなりになることがない

もし仮に、あなたが事故を起こした・もしくは起こされたとして、事故調査が入ったとき、相手方の調査員が一方的にEDRデータを持ち出して損害の割合を決めたとしたら、素直に納得できるでしょうか?

軽微な事故や、過失の度合いに納得できているならいざ知らず、そうでない場合には折り合いが付かずに裁判へと発展することもあるでしょう。

そんなときは、あなたも相手方と同じ調査資料を用意すればいいのです。相手方が提出してきたEDRデータと自身の車に残されたEDRデータの整合性を取ることで、事故の原因を客観的に精査。

その結果こちらの主張が認めらるケースは少なくありません。EDRデータは中立、公平な調査に欠かせないツールとなりつつあります。

EDRデータの調査は弁護士を通した方がお得

ではいざEDRデータの調査を依頼しようと思ったとき、まずは任意保険の弁護士特約を利用しましょう。

弁護士さんを通して調査依頼をいただければ弁特が使えますし、個人の負担が軽くなります。場合によっては負担金が発生しないケースもあるでしょう。

もちろん個人で依頼をしても問題はありませんが、詳細な資料を作成するとなるとやはり費用は高額です。

とはいえ、調査のご相談はいつでもお受付しておりますので、まずはご相談ください。

交通事故紛争の解決にはEDRデータの活用が効果的です

交通事故紛争を解決するためには客観的な事故証拠や、因果関係、証拠資料を集め、過去の判例を元に解決へと導きます。

しかしこれでは解決に時間がかかるばかりか、決定的な証拠が見つかるまで膨大な労力を使います。そんなとき、当該車両のクラッシュデータを見ればどのような事故であったのかが一目瞭然。スムーズな解決へと繋がります。

交通事故紛争の解決に役立つEDRデータの調査に関してはぜひ当社にお任せください。